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執筆者の写真星天航空

鳴かぬならそれも粋だね時鳥

新年が始まって、ついつい完璧を求めてしまうというか、結局部屋の掃除全然終わってないなとか、あれもできたのにこれもできたのにって自分を責めがち......

心当たりがある方もいるんじゃないかな。


こんな調子で年のスタートが大丈夫なんだろうかって、余計な心配までし始めてしまう。


それもまたそれでいい。やり残しくらいがちょうどいい。

そんな風に言い聞かせて…...言い聞かせて……


出雲の勾玉職人さんに聞いたんです。店頭に並べられる勾玉はほんの一部だって。

天然のものだから、傷があったり、土っぽい色が混ざっていたり、見た目が悪いと売れ残ってしまうそう。

逆にオリジナリティがあって、世界に一つだけな感じがいいじゃないですかなんて話をしながら。


僕は待宵という言葉と(人吉のお酒…)が好きなんです。


待宵(まつよい)は、十五夜の前のお月様を指すんですって。

熊本に向かう飛行機でANAの機長さんが話してくれました。


少し欠けているからこそ趣がある。

明日の十五夜を楽しみに思う気持ちも含めて愛おしい。


そんな感性がなんて日本人らしいのだろうと思ったんですね。


そんなこんなで回りくどく、怠惰な自分を甘やかしながら......

年の初めくらい気楽に緩やかに行こうよ~!!


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