鳴かぬならそれも粋だね時鳥
- 星天航空
- 2024年1月5日
- 読了時間: 1分
新年が始まって、ついつい完璧を求めてしまうというか、結局部屋の掃除全然終わってないなとか、あれもできたのにこれもできたのにって自分を責めがち......
心当たりがある方もいるんじゃないかな。
こんな調子で年のスタートが大丈夫なんだろうかって、余計な心配までし始めてしまう。
それもまたそれでいい。やり残しくらいがちょうどいい。
そんな風に言い聞かせて…...言い聞かせて……

出雲の勾玉職人さんに聞いたんです。店頭に並べられる勾玉はほんの一部だって。
天然のものだから、傷があったり、土っぽい色が混ざっていたり、見た目が悪いと売れ残ってしまうそう。
逆にオリジナリティがあって、世界に一つだけな感じがいいじゃないですかなんて話をしながら。
僕は待宵という言葉と(人吉のお酒…)が好きなんです。

待宵(まつよい)は、十五夜の前のお月様を指すんですって。
熊本に向かう飛行機でANAの機長さんが話してくれました。
少し欠けているからこそ趣がある。
明日の十五夜を楽しみに思う気持ちも含めて愛おしい。
そんな感性がなんて日本人らしいのだろうと思ったんですね。
そんなこんなで回りくどく、怠惰な自分を甘やかしながら......
年の初めくらい気楽に緩やかに行こうよ~!!
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